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口臭の原因 口臭豆知識

口臭を招く内臓一覧。口腔内以外の口臭発生要因を解説します。

投稿日:2018年9月6日 更新日:

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身体に負担をかける

口臭の発生原因は口腔内によるものが全体の8割程を占めています。では残りの2割はどこが原因なのでしょうか?

口腔内が原因であれば歯磨きや水分補給である程度の改善が見込まれますが、口臭にお悩みの方は『そんな事は実践済みだ!!』とお思いだと思います。口臭は文字通り口の中に匂いの原因があるように感じますが、時には胃や腸など【内臓が原因の口臭】もあるんです。内臓が原因の口臭は臭いの程度が強く周囲に迷惑をかけ、また自分では気づきににくいものになります。改善に向かうまでの時間が長いのも特徴ですのでなるべく早めに対処していく必要があります。

 

内臓が原因の口臭

口腔内の汚れや唾液量不足が口臭の原因であれば歯磨きや水分補給で改善されると思いますが、体の内側である内臓に不調があり、それが口臭となって表れている場合はどこをどう対処していいのか分かりにくいですよね。

内臓といっても五臓六腑という言葉があるようにその種類は多く、どこが悪くて口臭が発生しているのか分からない場合、闇雲に対処してもなかなか改善には向かいません。口腔内が原因の場合も同様ですが、内臓が原因の口臭は特に【どこに異常があるか】を特定して対処していくことがより必要なものになります。

不調により口臭が発生し得る内臓は、胃・腸・肝臓・腎臓です。やはりその多くは消化器系の臓器が原因でありますが、腎臓などの排出系の器官も異常があると口臭を誘発してしまう可能性があります。それでは一つ一つ確認していきましょう。

 

胃の不調が口臭を誘発させる原因

胃口臭と胃の関係性は割と認知されていますが、人によってが少し解釈が違う場合もあります。実際胃の不調は口臭を誘発させる場合があるのですが、胃に充満した臭いがそのまま口から発生しているわけではありません。(一部例外あり、後述します)

胃と口臭の関係性

そもそも口と胃をつなぐ食道と口と肺をつなぐ気道は構造が異なっており、一方が開いている場合はもう一方は閉じるという仕組みになっています。つまり、胃に溜まった食物の臭いは直接口内から排出されることは無いという事になるんです。ですが、普段人と関わり合う中で『こいつ、さっきハンバーグ食べたな?』と気づく場合があると思います。あの臭いの原因の2つあり、一つは『口腔内の残留物』です。食後の残留物は念入りに歯磨きしてもなかなか除去できません。そしてもう一つは『血中に混ざった臭い物質』が呼気や皮膚から放出しているものになります。

胃の中で食べ物を消化するとガスを発生させます。そのガスは一部は分解されますが、分解しきれなかったガスは血中内に混ざり全身にまわってしまうのです。すると当然、発汗などにより皮膚から放出されたり、肺周辺の血管から肺に入り込めば呼気として放出されます。健全な状態でもこのような状態になり得るのに、胃炎などで消化不良が起こると、胃の中に貯留される時間が長くなり、腐敗も進むことでガスの発生量も増えることになります。これが胃と口臭の関係のメカニズムです。

例外として胃の臭いがそのまま呼気として排出される場合があります。それは逆流性食道炎などの食道の炎症です。普段は閉じている食道から胃液が逆流し、食道を炎症させてしまうので臭いが喉の上部まで上がってしまい、ツ~ンとした酸っぱい臭いが呼気に混じることになります。

またゲップも同様に胃の中の臭いが呼気に排出されますが、あまりにもその回数や量が多いと『呑気症』という病気の可能性もあるので注意がひつようです。

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胃の不調による口臭を改善させるには

消化の第一段階である胃の不調を改善させるにはやはり食生活の見直しが最も大事なものになります。

消化に時間がかかるものや香辛料や刺激物を多く含むものは意識して減らす必要があります。暴飲暴食やアルコールの過度な摂取は胃の粘膜を覆う粘液をはがし、直接胃を刺激してしまいます。その状態が続いたまま生活を続けると、出血や腫れを伴い、慢性胃炎や、十二指腸潰瘍を引き起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。

またストレスも胃の不調の原因になります。ストレスで胃が痛くなるというのは事実で、自律神経の乱れが胃の不調を引き起こしてしまうのです。

 

腸の不調が口臭を誘発させる原因

腸胃と同様、腸の不調も口臭を引き起こす場合があります。代表的なのは便秘ですが、その引き金になっているのが腸内環境の悪化によるものです。腸内に関わらず人間の身体には無数の菌が存在しています。菌には『善玉菌・悪玉菌・日和見菌』の3種類があり、これらのバランスが崩れる事によって体調の悪化、そして口臭の原因を生み出してしまうものになります。

腸と口臭の関係性

腸内にも悪臭ガスが溜まります。胃による口臭発生のメカニズム同様、ガスは血中内に侵入し呼気から排出される場合があります。腸内に便などの汚物が長い間留まっていると、ガスの発生量も増加し呼気や皮膚から臭いを放ち【便臭】といわれる嫌~な口臭や体臭を引き起こしてしまうのです。

先ほど少し触れたように、腸内環境が悪化している状態=悪玉菌が多く善玉菌が少ない状態ということです。悪玉菌の数は、少しぐらい不摂生したところで大きく数が変化しそうにないように感じますが、それは大きな間違いです。ここで重要になってくるのが3つの菌のうちの【日和見菌】です。日和見菌は善玉菌・悪玉菌のどちらにも属さない菌ですが、体内の菌の数の形勢をみて多いほうに変化するという厄介な菌です。一度悪玉菌の数が増えてしまうと体内の日和見菌はそのほとんどが悪玉菌に変化してしまい、善玉菌の数はごく少数になってしまう事になります。

これら菌が腸に及ぼす影響は多大で、口臭や体臭の発生原因である消化不良や便秘を招くことに直結しています。腸内には栄養を吸収する絨毛(じゅうもう)が存在し、健康的な腸はふかふかのじゅうたんのようになっています。絨毛が多いと栄養を吸収する表面積が増えるので運ばれてきた食物を無駄なく吸収できますが、悪玉菌が増えるとこの絨毛が薄く弱まってしまうのです。つまり消化不良になり、腸内で腐敗した老廃物になっていしまいます。

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腸の不調による口臭を改善させるには

胃と腸は同類の消化器官なので、胃の不調を改善してあげることで腸にも効果が発揮されます。消化しやすい食べ物や善玉菌を多く含む食べ物を積極的に摂ることで胃腸の不調は改善されるでしょう。付け加えるとすれば、腸は胃とは違い、食べ物が運ばれてくる距離が遠く、また腸自体も長いのでせっかく摂った善玉菌が生きたまま腸内に届きにくいものになります。途中で通る胃でも胃酸によって消化されてしまうので普通の食事ではほとんど善玉菌は腸に届きません。

腸に生きたまま善玉菌を送るには、食事自体に善玉菌が豊富に含まれ、更に菌自体の生命力が強いことが非常に重要になります。善玉菌が豊富に含まれている食べ物で有名なのはヨーグルトですが、同じヨーグルトでも乳酸菌が多く、また腸まで届きやすい種類のものもありますので選ぶ際に注意が必要です。ヨーグルト以外にも味噌や麹など、和食に使われている食材は比較的善玉菌の多いものですのでしばらくの間は洋食を控えるだけでも腸を改善させる効果があるでしょう。

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肝臓の不調が口臭を誘発させる原因

肝臓胃と腸での口臭発生原因に大きく関わっているのが肝臓です。あまり知られていませんが肝臓も消化器官に含まれており、食べ物の消化に必要な臓器となります。消化不良が口臭を招くというのは今まで書いてきた内容で十分ご理解頂けたかと思いますが、胃腸ばかりケアしていても完全ではありません。

肝臓と口臭の関係性

肝臓による主な役割は3つあり、代謝・胆汁の生成・有害物質の分解です。ひとまず一つずつ簡単に解説していきます。

代謝・・・食べ物に含まれる栄養素を胃や腸で消化したあと肝臓により人間に必要な栄養素に分解・貯蔵しています。それらの栄養素は必要に応じて血中を通り体中に運び、発生した老廃物は再度肝臓へと戻り、一部は再利用しています。

胆汁の生成・・・胃や腸での消化を助ける働き。主に脂肪やタンパク質を分解・吸収しやすくし、胆汁の分泌に異常がみられると人間は上手く食べ物を消化できません。

有害物質の分解・・・人間が摂取した有害物質を解毒・分解する働きがあります。分解された毒素は尿で体外へ排出されたり、胆汁内に混ざったりします。

肝臓はこのように非常に重要な働きをおこなっています。肝臓の機能が上手く働いていないと、胃や腸で消化不良をおこしたり、消化の際に発生したガスが分解されないままになるので口臭や体臭が悪化してしまうのです。

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肝臓の不調による口臭を改善させるには

肝臓を不調にさせるもので代表的なのはアルコールですが、それ以外にもたくさんあります。

もちろんアルコールも肝機能の低下を招くものなのは間違いありませんが、ダイエット暴飲暴食食事の偏りなども肝臓の負担となります。肝臓の機能が低下すると体内の有害物質が分解されないままになりますので、前日に食べた食事やお酒の臭いが翌日以降も体に残り、周囲に迷惑をかけることになります。

肝臓の機能を向上させるにはタンパク質やビタミンが豊富に含まれている食べ物が効果的です。タンパク質といってもハンバーグ等の加工されたものは控えるべきです。タンパク質の他に脂質や糖質が多く過度な摂取は身体に悪影響を及ぼします。肉や魚のような【動物性タンパク質】よりかは大豆や小麦、ブロッコリーなどの【植物性タンパク質】を積極的に取り入れるようにしましょう。

肝臓は他の臓器と比べて自覚症状が無く【沈黙の臓器】と呼ばれているので、より一層の注意が必要になります。

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腎臓の不調が口臭を誘発する原因

腎臓あまり目立たない臓器である腎臓ですが、腎臓も人体にとって重要な役割を担っています。腎臓の主な役割は『尿を作る』ことです。尿の臭いといえばアンモニア臭ですが、腎臓に不調があると口臭や体臭がアンモニアのようなツ~ンとした酸っぱい臭いになる可能性があります。

 

腎臓と口臭の関係性

体内のアンモニアは肝臓によって尿素に作り替えられます。その尿素をろ過し、体外へ排出する器官が腎臓です。尿素のような不要物は血中内に混ざりますので、腎臓にはより多くの血液が集まる必要があります。心臓で作られる血液は1分間におよそ5ℓですがそのうちの1ℓは腎臓へと集まります。そこで必要なものは再度血中内へ、不要なものはおしっことして体外へ放出します。このようなろ過機能を備えている腎臓が上手く機能していないとどうなるかは想像できますよね?体外へ放出されるはずだった尿素(≒アンモニア)が再度血中内に戻されるようなことになると他の臓器で紹介した内容と同様に呼気や皮膚からアンモニア臭が発生してしまうのです。

腎臓は肝臓と同様に自覚症状が少なく、不調のサインが出にくいものになります。更に肝臓と大きく違うのは、不調がある程度進行してしまうと腎臓の機能は元に戻らないのです!!

 

腎臓の不調による口臭を改善させるには

 

腎臓も他の臓器と同様に食生活の改善が効果的です。特に塩分の摂り過ぎには注意が必要で、体内の塩分が多いと血液の浸透圧を下げるために血液量が増加し腎臓の負担となってしまいます。他にもアンモニアの発生量が増えてしまうタンパク質の摂り過ぎにも注意する必要があります。

既述のとおり、腎臓の不調はなるべく早期に発見・改善させなければ取り返しのつかない事態になりかねません。身体から発するサインを出来るだけ見過ごさないように生活していく必要があります。腎機能が低下すると以下のような症状が見受けられます。

おしっこの色が濁り、泡立つ

腎臓のろ過機能に異常があると、尿の中にタンパク質が混じり、色が濁ったり泡立つようになります。

むくみが取れなくなった

指輪が入らなくなったり、靴下の跡がなかなかとれない等の状態が何日も続くようであれば腎機能が低下している可能性があります。

高血圧

高血圧の症状は腎臓の不調の代表例です。腎臓は体内の塩分濃度を調整する働きがありますので、腎機能が低下すると血中内の塩分濃度があがり血圧が上昇してしまいます。

 

まとめ

内臓不調による口臭の改善はやはり食生活などの生活習慣を見直すことが最も効果的です。全ての臓器は少なからず関わり合っていますので食生活を改善させることが出来れば、その効果は相乗効果となって他の臓器にも発揮されるでしょう。

しかし食事による改善は効果が出るまでの時間が長く、本当に効いているのか外からでは分からないものになるので皆さん挫折しがちです。そんな時には食事療法にプラスしてサプリメントなどを併用すれば早めに効果が出ますので是非活用してみて下さいね♪

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